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質問だけで成り立つ英語コーチング

なぜプロの英語コーチはアドバイスをしないのか

今日は、前回に引き続き、「米国のコーチング技術」についてお伝えしていきましょう。

前回お伝えした内容では、コーチングのプロセスを踏む上でコーチが持つべきルールについて触れました。

そうです。

コーチは、

「アドバイスをしてはいけない」

と国際コーチ連盟(ICF)では定められています。

その理由は、「クライアントの中に全ての答えがある」という前提があるからでしたね。

つまり、英語力を伸ばすための鍵やリソースはコーチの中ではなく、あなたの中にあるということなのです。

しかし、ここで、

「では、コーチングは一体どのようにして行うの?」と疑問を持つ方も多いと思います。

そこで今回は、基礎中の基礎であるコーチングモデルを伝授したいと思います。

当然、今回お伝えするコーチングモデルは、あなたがセルフコーチングを行うときにも駆使することができますし、

部下へのコーチング、お子様へのコーチングにも使うことができます。

では、始めていきましょう。

コーチングのプロセスは、¥主に5つの流れになります。

1.Outcome
2.Could do
3.Want to do
4.First Step
5.Accountability

まず、コーチングを行う上で、ファーストステップとなるのが、「目標の設定(Outcome)」です。

目標の設定(アウトカム)がないと、コーチングを進めることはできないわけです。

つまり、初めにコーチングで明確にするのは、「どこに行きたいか」などの目標設定(アウトカム)です。

そして、次に、「Could do」つまり、その目標達成をするためにできることを可能な限り多くリストアップしていきます。

リストアップができた後は、その中から特にしたい行動(Want to do)を並べていきます。

1番目にしたい行動
2番目にしたい行動
・・・・・
・・・・・

したい行動が明確になれば、「いつ始めるか?」「何から始めるか?」のような質問を加え、最後に、

「その行動を起こすことに責任を負わせていいですか?」という質問を行います。

実は、こんなに短い説明の中で、一つのコーチングのプロセスは完成しています。

まとめると、下記の通りになります。

1.目標設定
(Outcome)
例)
・英語学習に継続したことがないので、今年は1年間継続したい。

2.目標達成するためにできること
(Could do)
例)
・自分の好きな海外ドラマを見ること
・コーチングを受けること
・海外旅行に行ってやる気を出すこと
・外国人バーに通うこと
・好きな映画を英語で見ること
・友人に英語を教えてもらうこと
・以前していた教材に再チャレンジすること
などなど

3.その中で特にしたいこと3つ
(Want to do)
1.好きな映画を英語で見ること
2.コーチングを受けたい
3.友人に英語を教えてもらうこと

4.いつから始めるか?
・明日に好きな映画のDVDを買います。
・来週までにコーチングスクールに申し込みます
・友人には今日LINEします

5.行動を起こす責任を負わせていいですか?
はい。明日から行動します。

今回、お伝えしたコーチングモデルは、「コーチングファネル」と呼ばれるもので、誰でもすぐにできるコーチング技術です。

当然、NLPE英語コーチングスクールの中では、数百個以上のスキルをお伝えしていきますが、コーチングの基礎としては、先ほどお伝えした通りの流れとなります。

あなたは、上記の流れの中で「あること」に気付かれたかもしれません。

上記のコーチングプロセスの中で、コーチは一つもアドバイスをしていません。

全て、質問を問いかけ、それに対して答えていくのがコーチングの基本的な流れなのです。

確かに、

「こうすれば良いんじゃないの?」と伝えた方が効率が良いように見えるでしょう。

しかし、もし、それが、個々それぞれに合わないアドバイスな場合、その後、時間を無駄にすることになります。

個々それぞれに合う行動パターンを見つけるには、個々それぞれに質問を問いかける方法が近道になるでしょう。

ぜひ、今回、お伝えしたコーチングのモデルを、ご自身、もしくは周りの方々で練習してみてください。

参考になりましたか?

では、今日はこれで終わります。

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