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なぜ、今、日本に「英語コーチ」が必要なのか

一体、英語コーチって何なの?

さて、今日は、今後の日本の英語教育において、英語ティーチャーだけでなく、「英語コーチ」が必ず必要になる理由について見ていきたいと思います。

まず、英語コーチの必要性について見ていく前に、「コーチングとは何なのか」という部分について簡単に解説していきましょう。

近年、「ビジネス英語コーチ」や、「○○英語コーチ」、「○○英語コーチングスクール 」が増え続ける中、大抵の人が、コーチングの理論を未だに理解できていないように思います。

当然、その理由は、アメリカで開発されたコーチングの理論が、日本風に歪曲されているということも理由の一つですが、もう一つの理由は、「コーチング資格」を持っていない英語コーチが増え続けているということです。

さて、果たして、本来の英語コーチングは一体何なのでしょうか。

なぜ、今、日本で英語コーチングが流行し始めているのでしょうか。

まず、英語学習において必要な存在は、ティーチャーとコーチの二つです。

ティーチャーは、どのような存在かというと、まさに学校の先生や、塾の先生、英会話塾の講師のことを指します。

つまり、「技術・知識」などを提供するのが、先生(ティーチャー)の役割です。

では、その一方で、コーチングとは何なのか。

コーチングは、日本語訳にすると、「馬車」や、「飛行機の普通席」と訳されます。

つまり、行きたいところまで連れて行ってくれるような存在のことを指します。

競馬で例を出すと、馬の乗り方や、手の置く位置、力の加減などの知識を提供するのが、「ティーチャー」です。

そして、知識だけを持っていても、ゴールに向かうことができないということで、「コーチ」が、専門的な質問や、セッションで、知識を持っている人をゴールまで連れて行く、つまり、馬の役割をしているのがコーチだということなのです。

そして、ティーチャーと、コーチの大きな違いはここです。

ティーチャーは、比較的、英語学習であれば、発音や文法などの知識を教え込みます。

しかし、コーチは、絶対にアドバイスや、指導をすることがありません。

なぜなら、アメリカで開発された本来のコーチングや、NLP(神経言語プログラミング)の理論では、「クライアントは既に目標達成するためのリソース(能力、経験)」を持っているという前提があるからです。

つまり、教えるのではなく、目標達成するために、能力を見つけ出し、行うべきことを共に考えるのが、コーチングなのです。

実際に、私が英会話を教えていた時は、「私は、このようにして英語を習得しました。皆さんも、同じようにやってください!」と、40人の生徒に、同じ英語学習法を提供していました。

その結果、当然、私の学習法が合う人と合わない人が出てくるため、全く効果を見いだすことができなかったのです。

つまり、コーチングでアドバイスを行わない理由の一つは、個々それぞれ、英語学習に成功するためのリソースを持っている中で、アドバイスばかりを行なってしまうと、当然、合う人と合わない人が出てくるからなのです。

当然、個々それぞれ物事の認識の仕方も違いますし、違う経験を持ち、違う自己評価をしていますので、当たり前かもしれません。

ここを理解していくと、コーチングの強みは、個々それぞれに合った学習法を見つけることができるということでしょう。

しかし、なぜ、私が、日本に英語コーチが必要だと言い続けるのか。

その理由は、ティーチャーだけでは、ゴール達成をする人が出てこないからです。

先ほども述べましたが、ティーチャーは、あくまでも知識を教える人です。

ここで、「ティーチャーはいらない!」と言っているわけではありません。

当然、英語習得に成功するためには、英文法や発音の方法などを教えてくれる存在が必要です。

しかし、果たしてそれらの知識だけを持っていて、英語学習を継続することができるのか。

そして、英語習得に成功するというゴールに向かえるのか、というと、何か不足している部分が出てきます。

つまり、英語の書籍や教材は多数持ち、知識も豊富なのにも関わらず、英語を話すことができない人が多い日本の問題は、英語コーチがいないからなのです。

ゴールまで引っ張ってくれる存在がいないことには、なかなか「英語を習得する」というゴールまで向かうことはできません。

もし、あなたが今、教材や書籍によって知識は持っているけども、学習に成功していないのであれば、間違いなく英語コーチが必要になります。

そして、これから英語学習を始めていく人も、正しい道のりで英語学習を行うためにも、やはり英語コーチが必要になるのです。

つまり、これから日本人の英語力を向上させていくために必要なのは、「英語ティーチャー」と、「英語コーチ」の存在だということです。

しかし、近年、「英語コーチ」になってお金稼ぎをしようと試みる人が増えていますので、プロフェッショナルコーチの資格を保有しているのかの確認は必ず必要になるかと思います。

さて、今回は、英語コーチが日本に必要な理由を、簡単にお伝えしました。

ぜひ、参考にしてください。

今日はこれで終わりたいと思います。

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